あっという間に1月下旬になってしまいました。
毎年のことながら、お正月休み明けは「あっ!」と気付いたらもう2月。そして3月。
おぉ、4月だよぉ。と、過ぎちゃうんだよねぇ。。。
お仕事に行くと何かとストレスが溜まるから、穏やかだったお休み中の余韻に浸りたいので
温泉話はのんびりモードで進みます。

さてさて、
宿に着いて一休みしたら、まずは温泉へ。
こちらのお宿は、小さいお宿なので、男女それぞれ露天と内風呂が一つづつ。
後は檜の家族風呂がひとつ。
温泉に浸かったら、宇宙人ジョーンズが疑問のお約束の一言。
「はあぁ~、生き返るねぇ~」
と、ゆっくりのんびりお湯に浸っていたら5時10分前。
大変だぁ。急がなくっちゃ。

何でかって、夕飯前の5時から、ご主人の蕎麦打ちを見学することが出来るのですよ。
講釈付きらしいので、せっかくの機会だから見ておかないと。
蕎麦打ちが趣味っていう方、ご年配の男性にお見受けしますよね。
ワタシも以前に修善寺で蕎麦打ち体験をしたことがあるのだけれど、それほど体力が必要ではなかった覚えがあるのよ。パン作りの経験があると生地を捏ねるのも結構上手に出来たりして「簡単♪簡単♪」みたいな記憶。
だけれど、ご主人は最初の粉を混ぜるところから、かなりの力を必要とされている感じ。
説明しながら蕎麦打ちは進むのだけれど、なんだか途中から息も絶え絶え・・・。

「旅館すぎもとVol.1」はこちら
「旅館すぎもとVol.3 いよいよお食事」はこちら
と、思っていたら、この日の打って頂いている蕎麦は十割蕎麦。
通常、蕎麦打ち体験や趣味の蕎麦打ちは「二八蕎麦」。
蕎麦粉八割、小麦粉二割で二八蕎麦ね。
通常、蕎麦粉にはグルテンがないので、つなぎとして小麦粉を入れば、楽にまとまる。ってことを目の当たりにいたしました。は~、大変なのでね。蕎麦を打つって。
つなぎのない蕎麦打ちがこれほどハードかと思うと、趣味で打とうとは絶対に思わないな。
どちらかといえば、体鍛える代わり十割蕎麦打ってます。って感じだもんね。

蕎麦粉は製粉、篩分けの度合いによって一番粉(更科)、二番粉、三番粉およびひきぐるみの4種類が得られるらしいんだけれど、この日は二番、三番、挽きぐるみを使用。
だったかな?「ツブシ」って挽きぐるみのコトだったっけ??
どうやら、ご主人は水の量は量らないそう。テレビで見たことあるけど、自家製麺のラーメン屋やパン屋さん、こだわり職人の方たちは、その日の天候によって水の量を変えるので一定ではないって言ってた。
それと同じらしく、粉に水を混ぜていったときの香りの変化と感触で判断するらしい。
ほ~、正に職人芸。
蕎麦粉に水を混ぜる時の香りの変化は3段階。
どんどん強まっていくわけではなく、ピークは2番目の時。
この3段階を嗅がせていただたけど、
通常「蕎麦の香り」と思っていたものとはちょっと違っていて、でも嗅いだことのある香り。
そう、アッペンツェラーの香りにとても近い!そうそう、ナッティなウォッシュ香。って、マニアック過ぎて誰も分からないだろうから、ひとりで「そうだよ。そうだよ」って思ってたけど。
もしかしたら、私たちが通常「蕎麦の香り」と思っているものは蕎麦プラス小麦粉の香りなのかもね。

本当は写真も撮りたかったのだけれど、他にカメラ持参の方が誰もいないし、ご主人独特の雰囲気にカメラを構える勇気ナシ。
あ~、でもやっぱり撮っておくべきだった~。

リズミカルに細く切り揃えられたお蕎麦は10食分。
さて、この後はいよいよお食事で~す。