まもなく1月も終わろうとしてますね。すっかりお正月の記憶も薄らいできちゃいました。
「すぎもと」ラストはお食事のお話です。

蕎麦打ち見学が終わると、待望のお食事タイム。
秘密の通り道みたいな地下通路を抜けてお食事処へ。
lazzの流れる照明の落ち付いたお食事処、ここで蕎麦って、立川の無庵を思い出す。
立川の無庵って「何故こんなトコロにこんなオシャレ蕎麦屋が?しかもjazzときたよ??」
って思ったお店なんだけど、このお食事処もご主人の風貌に似合わず(おっと失礼。。。)
オシャレなのよねぇ。一体誰の趣味なんだろう・・・。

ここのお食事は板長を雇わず、ご主人自ら作るお酒と楽しむお料理。
お酒飲めないヒトにはちょっとご満足頂けないかもしれません。とのコト。
楽しませていただきましょー。

お席に着くと白子ポン酢、ブリの塩焼き、信州牛の陶板焼きが用意されておりました。
お酒を飲みつつ、ゆっくりのんびりお食事モードかと思いきや、
意外とハイペースでの食事配膳の気配。。。

~お食事~
・白子ポン酢
・ブリの塩焼き
・信州牛と茸の高麗人参陶板焼き
・生湯葉
・お節
 (栗きんとん・黒豆・煮穴子・数の子・松前漬・叩き牛蒡・氷頭・酢ばす)


・茸・山菜の和え物色々
・独活と鴨のお吸い物
・馬刺し
・椎茸のチーズ焼き
・自家製豆腐
・鱸のグラタン
・筍の蒸し焼き
・手打ち十割蕎麦(追加メニューです)
・かにご飯
・香の物


この日は、まだ松の内なので、お節料理も供されました。
家でお節を用意しないダメ日本人なので、ちょっと嬉しい。
酒飲み仕様の松前漬けと氷頭が美味。
ちびちび食べようと思っていたら、お肉が焼きあがってしまう気配。う~ん、やっぱりペースが早い・・・。
リンゴで育てた信州牛の陶板焼きは、なんと下に高麗人参が敷いてあった。実はワタシ、薬草モノって苦手なので、そのままの陶板焼きの方が嬉しかったかも~。でも、やっぱり和牛って、柔らかくって、甘くって美味しいぃ♪
そんな信州牛に、普段なら大切に頂くお吸い物の鴨は完敗。初物の独活がたっぷりと入ったお吸い物は〆に頂きたかったな。
茸の和え物はお給仕boyもアンチョコ見て説明する程、初めて聞くモノばかり。
通常だったら、これだけで1時間は楽に呑めるね。
沢山の薬味と混ぜて海苔で巻いて頂く馬刺しの後は「出来立てを食べてね。」状態のお料理が続きました。
よって、食べに走って、写真ナシ ^^; Tomyさん、ごめんね~。
自家製豆腐は塩2種が添えられたケド、豆の甘みが充分にあるので、何も付けなくていいかも。塩なら、やっぱり醤油の方が好みだわ。自家製の豆腐って本当に濃厚だよね。
この時点で、かなりおなか一杯。蕎麦を食べることを考えたらご飯はとても食べられません。って、だったら蕎麦追加しなきゃいいじゃん。と思うでしょうけど、目の前で蕎麦打ち見ておいて、頼まないなんてムリよねぇ。きっと皆さんそうなんでしょう。小さな釜で炊かれたカニご飯はお夜食用におにぎりにしてお部屋に運んでくれるんです。
まぁ、なんて親切♪これで、安心してお蕎麦食べられます。
そんな中、登場したお蕎麦はツヤツヤ。茹で上がってから7分で食べないと味が落ちちゃうんだって。急いで、急いで。
最初の一口は何も付けずに食べて。とのことで、そのままで一口。
口に入れた瞬間よりも、噛んで喉に落とした時に香るのね。蕎麦の香りって。

でも、この日、1番美味しかったのは、蒸し焼きにした
筍よ!筍!こんな時期に食べられると思わなかった~。
しかも、姫皮に包まれたまま蒸し焼き。
筍って、ほんのり甘いのね。初めて知ったよ。いや~、これ、本当に美味しかった。
これは筍掘りに行かなきゃ食べられないのだろーか?
お連れ様、すっごい美味しかったよね。ねっ。

全体的にお料理は運ばれてくるのが早めなので、ゆっくり食べて呑む女性には忙しいかも。
でも、食べ切れなかったお料理はお酒と一緒に、お部屋運んでくれたりして、だらだら呑みが可能。そんなところもお酒呑みには、親切なお宿。

お正月休み最後を飾った久しぶりの温泉旅行。楽しい旅行となりました。
次に温泉で和めるのはいつになることやら。。。
こちらのお宿へは、是非ともお酒を楽しめる方と一緒に行って下さいね。

「旅館すぎもとVol.1」はこちら
「旅館すぎもとVol.2 蕎麦打ち見学」はこちら
お連れ様へ

覚えてないか。。。
コーヒー飲んでる時「六時に起きて、一時に・・・」って言ったの。
切なげと言うか、淋しげと言うか。。。
ちょっびっと痛そうな。そんな感じ。
に、見えたような。気のせいなのか。

忙しさで
ココロ、擦り切れないよーに。
カラダ、壊さないよーに。

がんばれー

また、飲みましょーね。

きっとひとりで行っちゃうんでしょうケド、
誰かとグラスを傾けたくなったら、呼んでよね。