Part.1に続いてPart.2はシングルモルト講座。
お酒に興味の無い方、Part.3は、マリアージュですから待っててね~
シングルモルト、、、ワタクシの唯一、手も足も出せないお酒でございます。
他のお酒は、ある程度「こーゆータイプのが好き♪」と、言えるのだけど、
モルトだけは、どーにもこーにもなーんにも判らない。
わからな過ぎて、質問さえも出来ない。。。情けないぃぃぃ。

ワカラナイッテ、ツマラナイ。。。シラナイッテ、モッタイナイ
アルコール摂取量だって、お財布だって限られてる。
飲むからには美味しいものが飲みたい、不味いの飲んだらキライになっちゃう。
好みのものを探すために必要な最低限の知識をまず知りたい。。。
そんなジョシはワタシだけじゃないと思う。。。きっと。

って、コトで、非常に代表的なシングルモルト5種のティスティングが出来るこの講座は大変貴重。
しかも、ウィスキーアンバサダーさまの解説付き。ありがた~い。
まず、最初に配られたのは、山崎12年の水割り。
ちょっと飲んでみたら「薄っ!」
と、これだけだったら確実にもう山崎を飲むことはないでしょー。ははは。
ワタクシ、薄っちょろい香りのない液体には、興味はございませんっ。
味を知るには、まず原液っ!後のカスタマイズはジブンでいたしますっ!
さぁ、ホンモノいきましょうっ!!

5種類のティステングモルトは、全て12年もの。
1種類ずつじ~っくりとティスティングしてみましょー。
ティスティングの基本はワインと一緒。
まずはを見る。
同じ12年ものですが色が違います。ほら、左は黄金色だけど、右は褐色。

続いて子犬鼻をフル活動させて香りを確かめまーす。
そして、味わい。ちょびっとね。アルコール度数43°ですからチビチビっとね。
おぉ~、違う違う、香りも味もまったく違う~。

さて、どんな感じ?

グレンフィディック 
ひと言でいうなら「青い香り」。若いわけではないが青い。
フルーティではあるが、甘さのあるフルーツよりも柑橘系のすっきりした香り。
青竹のような清涼感を感じる。

ザ・マッカラン 
先に試したグレンフィディックと対照的。
香りにも味にも丸さを感じる。
甘みのある樽香が強く、最後にメープルが残る。

ボウモワ
コレ、苦手。苦手なモノは、ひじょーにはっきりと識別できる(笑)
ワカメが打ち上がった砂浜海岸の香りと日の当たらない廊下の奥にある保健室の香り。
アスファルト道路工事の味がする。

山崎 
甘みのあるふくよかな香り。甘い樽香の最後にバニラ香。
日本人が「ウイスキーらしいウイスキー」だと思う味って、コレだと思う。
白州       
香りはスッとした印象。新緑の頃の森林のような印象。
すっきりとした味の中にバニラ香のような濃厚な部分も感じる。
ボーイッシュで着痩するグラマラス美女って感じ(笑)

5種類の試飲の後、いよいよ待望のショコラとのマリアージュでーす♪
その様子は、また後日。バレンタインまでにはアップしますっ。

ちなみに、ここから先は、ワタシの個人的なメモメモです。

同じ年数物での色の違いはダイレクトに味に反映。
黄金色と褐色。色の濃淡のとおり、すっきり系かまったり系か。
すっきりした中でも、新緑のような爽やかな味わいなのか、青りんごの蜜のような青っぽい中にも甘さがあるのか。
褐色のものは、やはり樽香があり、まったりとした丸い印象の香りと味。バニラ香やメープルのような濃さのある甘みを感じる。
乱暴に分けてマークのグレンフィデックと白州。
マークのマッカラン、山崎。
軽い樽香のシャルドネが好きな私はチームが好みでした。
今回の樽香チームは共にシェリー樽。
これ、年数経つと、さらに樽々してくるんでしょーか?
バーボン樽って、どーなんでしょー?
そして、今回ワタシの中で独特の個性を放ちまくったボウモワ。
ベストバランスアイラって説明があったけど、ワタクシ、アイラ島は鬼門なんでしょーか。。。
などなど、色々な疑問がムクムクムク。
後日、今までさ~っぱり解らなかった料理通信の特集を読んでみたら、、、
おぉぉーっ!解るよ解る~、そーゆーことが書いてあったのねぇぇぇ。
と、大コウフン!
ボトラーズの世界がキョウミ深いわ。
なんだか、ちょっとパズルっぽいよね。
ちょっとワタクシ、気付きました
熟成には運を天に任す部分も多いようなワインLoverはファンタジスタ
ボトラーズの美味しい探求心をさらに追求するモルトLoverは哲学者
共通点はナルシスト(笑)
日本酒Loverとは、香りを読むときの入り込み方が違うもんねー。
ワタクシもこの日は酒に酔う前に
ジブンに酔ってティスティング~♪いたしました。ほほほ。

家に帰って、こんな記念撮影。ははは。
両手に花(?)で、ご機嫌のまるこでーす。