【前編】大人の社会科見学!サントリークラフトジンROKUの魅力を学ぶ から続いてます。


さて、セミナールームで帽子と白衣を着用し、工場に向かいます。


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スピリッツ・リキュール工房では、各素材の一番良い特徴を引き出すように複数の蒸溜方法で丁寧につくり分けをしているのだそう。

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重たい鉄の扉を開き中に入ってみると、柑橘系のいい香り!
柚子の抽出中なのかしら。

繊細な桜の香りを抽出するにはステンレス釜による減圧蒸溜、柚子のような深みのある味わいを抽出するには銅釜常圧蒸溜とボタニカルごとの特長に合わせた蒸溜が行われているのだそう。

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とても重厚で歴史を感じるポットスチルメーカー・ジョンドア社のポットスチルも拝見させていただきました。


工場見学を終えて再びセミナールームでお話を伺います。


ところで、世界的なブームになりつつあるクラフトジン。
日本でもシークワサーや昆布など、その土地の特産品をフレーバーに加えたクラフトジンが発売されておりますが、糖蜜や穀物などが原料のスピリッツをベースに、ハーブやスパイスなどのボタニカルを数種加え蒸留させてできるスピリッツを「ジン」と呼びます。

その中で絵もマストなボタニカルはジュニパーベリー!
ジンといえば、まずジュニパーベリーの風味なのだそう。

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あの苦みというか薬っぽいようなクセのある味わいはジュニパーベリーだったのね。

実物を手に取とってみると、黒コショウというか、、、正露〇みたいな黒い丸い粒。

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推測するに、、、絶対に口に直接入れたくないタイプの味だと思う(小声)。

このジュニパーベリーにコリアンダーシード、シナモン、ビターオレンジピールなど8種類のボタニカルを加えたトラディショナルスタイルのジンがROKUのベースになっています。

そして、こちらが桜、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子の6種類のボタニカル。

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それぞれ個性的だけれど、決して主張し過ぎない日本らしさを感じるボタニカル。

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春の桜、夏の緑茶、秋の山椒、冬の柚子。
ROKUは、日本だからこそ生み出せたクラフトジンなのだな。

最後にROKUのティスティング。

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ストレートだと味わうというよりも口から炎が出そうな状態だけれど、加水してみると、一般的なジンよりも断然やわらかな味わい。
桜の香りや柚子の爽やかさ、緑茶の甘み、余韻として残る山椒のスパイシーさ。
1種類のジンにこれほど多くのフレーバーを感じるなんて!

正直、ジンを美味しいと感じたのは初めて!
これは、是非とも食事と一緒に楽しみたい!
フレンチやイタリアンよりも断然和食が合うと思う。

と、いうことで、食事に合わせてROKUを楽しむために移動いたします。


父の日のプレゼントにもおすすめです。





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