会津ふるさと居酒屋よってがんしょ銀座店で開催された
「うつくしまふくしま 冬の味覚祭り」に参加してまいりました。


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今回のイベントは、まもなく2年になる東日本大震災で大きな被害を受けながらも
復興への道を力強く進んで行こうと努力されていらっしゃる福島県の皆さまを代表された
福島県観光交流局の職員の方、相馬双葉漁業共同組合の方からのお話を伺いながら、
食べて飲んで美味しい福島の魅力を堪能させて頂く貴重な機会でございました。



桃やサクランボ、米など「福島県産」といえばすぐに思い浮かぶ農作物が
皆様にもおありではないでしょうか。

しかし、果たして東日本大震災以降の福島県の農産物は大丈夫なのだろうか。
そう思われる方も多いことかと存じます。

今回は、そんな現在の福島県の農産物の検査体制について福島県観光交流局の方に
ご説明頂きました。

県内で採れた農作物が出荷されるには、
まず、福島県での検査があり、その後、JAや出荷業者間での検査。
さらに流通段階で各都道府県での検査と多重の検査が設けられているそうです。

加工食品の場合は、原材料としての福島県→JA・出荷業者の検査の後、
流通前に福島県の抜き取り検査。
また、日常食品の検査として一般世帯の食事の検査と、
生産、流通、消費の各段階に於いて複数回に渡る検査を行っているとのこと。

全ての検査結果は公表され、安全が確保された農林水産物のみが出荷されているのだそうです。
「検査」が行われているのは知っておりましたが、こうして何度も、
また、それぞれの段階で行われていることは知りませんでしたわ。

そんなお話を伺いつつ、テーブルには、福島のお酒が振舞われ初め、、、

まずは、うすにごりの雪がすみの郷から。

にごり酒というと、甘口で食事と合わせるには難しいタイプが多いのですが、
こちらは、にごりでありながらも甘さは抑えめ。

米処でもある福島県は、美味しい日本酒が多い土地。
65もの蔵があり、ブランド認証品は21銘柄もあるそうです。
その味わいは多種多様で、甘口から辛口までお酒のデパートとも言われているそう。

にごり酒を頂きつつ、お料理も頂きます。

相馬双葉漁業共同組合の方からのお話を伺いつつ、
相馬漁港に水揚げされたタコのお刺身。
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東日本大震災以前の相馬漁港周辺の海域は、黒潮と親潮が季節的に交差するため、
年間を通じて好漁場を形成し漁獲量も豊富。
獲れる魚も東京築地では「常磐物」と呼ばれ、新鮮さと味の良さで定評があり、
特に活魚は珍重とされておりました。
しかし、現在は風評被害以前の問題で漁獲量自体が非常に少ないのだそうです。

漁獲量が少ないことには理由があり、
現在、安全性が確保されている業種を対象にのみ試験操業され、
その操業海域は、ごく僅か。

また、水揚げ可能な海産物も放射性物質がほとんど不検出となっている
ミズタコ、ヤナギダコをはじめ13種類と非常に限られているのだそうです。

わわわわ、貴重なタコなのねー。
大切に頂かなければ!
と、わさび醤油、レモン塩、梅塩と楽しませて頂きました。

一緒に頂いたのは、タコの白和え。
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タコを白和えに?と、あまりピンと来なかったのですが、
すでにカット売りされているスーパーの魚売り場と違い、
1匹丸ごとのタコが手に入る港町では、柔らかい頭の部分は白和えにして頂き、
足はお刺身や煮物にしていただくそう。

美味しい肴にお酒も進みます。

この日、頂いたのは、雪がすみの郷、末廣、七重朗、磐城壽の4種類。

あたくしは、こちらの七重朗が気に入りまして、、、

少し濃い目に味付けられた芋ダコと一緒に頂いておりました。
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そして、福島県といえば、今年は大河ドラマ・八重の桜の舞台となっている
会津に注目されている方も多いのではないでしょうか。

その会津の郷土料理も頂きました。

身欠きにしんと山椒の葉を重ね醤油・酢で漬けたニシンの山椒漬け。
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ごはんも進む味付けですが、もちろん、お酒にもピッタリ。

そして、お祝い事の席で必ず出される伝統料理のこづゆ。

東北のお料理というと味付けが濃いイメージですが、
こちらは、貝柱の出汁を生かし、薄めの味付けにするそうです。
具沢山で豪華なところも晴れの日のお料理という感じでございました。

美味しいお料理とお酒にすっかり寛いだ時間を楽しませて頂きましたが、

「これだけ安全性を確保するための取り組みを行っていることを
きちんと皆さんに知っていただき、
是非、また多くの方に福島の美味しいものを食べていただき、
そして、福島に訪れていただけるようになればと思っております。」

最後のご挨拶で頂戴したこのお言葉を皆さまにもお伝えしなければ、
と、思いましたわ。

義捐金を頂戴することよりも、本当に難しいとは思うけれど、
実際に福島に足を運んでいただけることが非常に嬉しいし力になる。
そう、おっしゃってましたけれども、
昨年、花巻に訪問した時にも地元の方に同じことを言われました。

やはり、一番チカラになることは、直接、観光で訪問することなのでしょうね。

さてさて、現在福島県では「ふくしま⇔東京キャンペーン」として
復旧・復興に向けた様々な取り組みを行っているそうでございます。
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来週に控えた東京マラソン2013のランナー応援イベント・東京大マラソン祭り。
メイン会場である有明イーストプロムナードでは、岩手、宮城、福島の特産品の販売も行われるそうよ。

それぞれのカタチで、それぞれの人が無理なくできる応援。
小さなチカラを積み重ねていければよいな。と、思っておりますわ。

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